週間 斎藤家農業新聞


2010年  ・稲刈り苦戦中!
 ・ぴよちゃんのお散歩
 ・編集後記
9/26日号
(通巻627号)

稲刈り苦戦中! 米作りの記事

 先週から始まった我が家の稲刈りですが、今年の田んぼは以前からお伝えしている通り、とにかく倒れた田んぼが多く、さらに天気も味方をしてくれず、かなりの苦戦をしています(-_-;)
何とか稲刈りをしている状態・・・・・

 特に、昨年まで大豆を栽培していた田んぼは見事に倒れており、時間のかかる稲刈りとなりました(>_<) とにかくコンバインを故障させないように、慎重な作業をしています。
見事な倒れ方です(^_^;) 見れば見るほどバッタリと・・・・・
慎重に刈り取っていきます 刈り取られた籾

 刈り取った籾は小屋の乾燥機で水分15%まで乾燥させ、その後、籾すりと選別、袋詰めをして出荷します。
乾燥機に籾を入れます 籾すり機と選別計量機
籾すりされた玄米

 現在、「ひとめぼれ」の刈り取りが完了した段階ですが、籾すりをしてみると平年よりもかなり品質が悪い状態なのがわかります。夏の高温で玄米が白くなっていたり、害虫の大量発生で黒く色が付いている物が入っているようです。田んぼも倒れているので、これからの天候次第ではさらに品質の低下が懸念されます。
 いつもより苦労して栽培してこの結果・・・・・(-_-) さらに値段も安いと言うことで、米をたくさん作っている我が家にとっては大打撃!という秋を迎えています。

ぴよちゃんのお散歩

「暑さ寒さも・・・・」

お彼岸が終わり、急に寒くなってきて(^_^;)子供たちに風邪をひかせないようにと、さっそく衣替えをしました。雪で倒れた紫式部の枝もいつの間にか元通りになり、しっかり実をつけていました!
 だんだんと秋が深まって来るのかな〜(^_^)
文と写真:ちえこ
「斎藤千恵子の農家日記」はこちら

編集後記

 今週は稲刈りの話題だけとなりますが、とにかく、今年は稲作農家にとっては過去最悪の一年となっています。正直、私もこのまま農業を続けていて良いのかと不安になってしまうほど何もかもが悪い状況が続いています。農家に何をさせたいのかはっきりしてもらいたいと思うのですが、国の考えがよくわかりません(-_-;)

 斎藤家農業新聞、次号は10月3日(日)頃発行予定です。どうぞお楽しみに(^_^)/
本当は嬉しいはずの収穫の秋ですが・・・・・