週刊？斎藤家農業新聞　２００４年　第４８号

　今週は冬の保存野菜として使う、大根と白菜の収穫を行いました。どちらの野菜も冬には欠かせないものです(^_^)/


畑から抜いてきた大根。	葉を切って洗ってから凍らないように稲わらの中に。

丁度良い大きさの物はたくあん漬け用に吊します。

　大根は洗ってから保存するための物と、漬物用にする物とを写真のように分けます。保存用の物は今は小屋のわらの中で保存しますが、私が子供の頃は畑に穴を掘ってその中にわらで囲って保存していたのを今でも覚えています。雪が冷蔵庫の代わりをしていたのでしょうね。

こちらは小屋の中の白菜。

　白菜は小屋の中に並べて保存します。徐々に外側の葉っぱから枯れてくるのですが、それでも冬の間くらいは保存しておく事ができます。これは鶏の餌にもなります。

　畑が雪に覆われてしまい野菜の無くなる冬にどうやって野菜を食べ続けるか、という昔の人の知恵が今も残っていると言った感じです(^_^)/

　今週は２７日から２８日にかけて台風並みの強風が吹き、大荒れの天気となりました。

大量の杉の葉が・・・・・。

　この時期にこんなに強い風が吹くというのは珍しい事です。次の日の朝、家の前は杉や柿の葉っぱだらけ・・・・・。掃除にかなり時間がかかりました。大きな被害がなかった事だけが幸いでした(^_^;)

　いよいよ１１月も最後となり、朝晩の冷え込みが特に厳しくなってきました。スッキリと晴れた日、飯豊山を見るとかなり真っ白になっていたので、もうそろそろ雪が降ってくるのかなと思うのですが・・・・・まだ外の仕事が終わっていないのでした(^_^;) 今年の農作業もラストスパートです！

　次号は２００４年１２月５日（日）くらいに発行する予定です。どうぞお楽しみに。

最近の飯豊山。雪でくっきりと浮かび上がっています。