２００２年

１２／２９日号目次

　また、小屋のシャッターも屋根から落ちた雪の衝撃に耐えきれず、レールからはずれて曲がってしまいました。

　これが今年の異常気象の前兆だったのかもしれません(^_^;)

　高齢化が進んだ事や、農業労働力の減少などで苗の管理が難しくなっている事などが理由と考えられます。

　ただ春の高温により、一部の苗に高温障害が見られたため、来年は一層管理に気を付けなければ！と考えています。

　我が家の作っている水田は、近くの阿賀川からポンプで水を揚げて作っているのですが、台風による川の増水のため、二回ともポンプが故障してしまいました。特に一度目の故障の時には、田んぼにまだまだ水が必要な時期だったので、生育に影響が出ないかとても心配でした。

　さらに、この台風では畑が水浸しになってしまい、大豆とそばの生育にも影響がでてしまいました。

　５月上旬には、地元の耶麻農業高等学校の生徒がアスパラ畑を見学に来ました。同じく５月後半には山都町と姉妹都市になっている東京都東大和市から中学生が農作業体験に来ました（写真）

　その他にも、農業賞関連でも見に来ましたし、私が所属し、会長をしているサークルつばさというグループでもメンバーの経営を見学するという取り組みで来ました。

　我が家はお見せするような事はしていない普通の農家なのですが・・・。恥ずかしい(*^_^*)

　あまり、天候のせいにはしたくないのですが、ここ数年の気候はあまりにも農家泣かせです。天候に左右されないように世話をしなければならないのですが、今年は色々と忙しかったので・・・・・。

　・・・・・とにかく、来年こそは今年の分を取り戻したい！と決意を新たにするのでした(^_^)/

　この雪のため、そばは収穫前に倒れたり、実が落ちてしまったりで、我が家で作った半分近くの畑で、収穫をあきらめました・・・。
 大豆の方も、昨年より品質が悪いという検査結果でした(-_-;)

　我が家の田んぼには非常に深く、作業の大変な田んぼが何枚かあるのですが、そのような所を無理をして植えていたのが今回の故障につながったのかもしれません。
 いつも通り作業をしていると、突然、田植機が軽い衝撃と共に止まりました。エンジンは動いているのですが、あとそれっきり、走る事はありませんでした(T_T)その後は農機具メーカーから試乗用の機械を借りて田植えを続けました。

　ということで、来年の春は新品の田植機を使う事が出来そうです。古い田植機には、いままで長い間頑張ってくれてありがとう！という気持ちでいっぱいです(^_^)/~

　出費は痛いのですが・・・(*_*)

　北海道に行くのは初めてなので、気楽に観光気分！と思ったのですが、スケジュールが凄そうでとても観光なんか出来ないかも・・・・・。行って発表するのは良いのですが、辛そうな予感が今からしてます。・・・・・一応頑張ってきます(^_^)/

　正直、もらうのはいいけど、まだ早すぎるよね？などという会話が家族内でされていたのは言うまでもありません・・・。この賞に負けないように努力しなさい！という感じなのかもしれません。

　一層、気を引き締めて今後とも農業を頑張っていこう！と斎藤家全員で思ったのでした。

　とうとう今年も最終号を迎えました。今週は冬型の天候が続き、雪のある年末らしい景色になりました。やり残した事がたくさんあるような気がするので、まだ来年になって欲しくないのですが仕方ないですね。年末年始、忙しい日が続くと思いますが、体に気を付けて良いお年をお迎え下さい。

　次号は２００３年１月５日（日）くらいに発行する予定です。どうぞお楽しみに。