ドイツ９月１８日

２０００年９月１８日　ドイツ

ドイツの次の日。今日は研修中心の一日です。お世話になった農家民宿「リュッカーホフ」から、各班ごとに分かれてバスで出発です。私の野菜班は、目的地に予定より早く到着しそうと言うことで、予定表にはないドイツの市民農園「クラインガルテン」の見学をしました。　このクラインガルテンについては予定外のため、今回の研修の正式な報告書にも載っていません(^-^)。	農家民宿を出発。	予定外の市民農園へ。
	ここまで管理するのかと関心してしまいます。

門が作られている！

道の両側に農園が。

　クラインガルテンは、高速道路や、鉄道路線の近くなど、騒音のために住宅地として使用できない土地を、市民に貸し出すという形で行われています。一度借りてしまえば、親から子へと引き継いでも良いそうです。そのため、新規に借りると言うことは難しいそうです。

　引継が可能と言うことからか、その手入れは半端ではなく、野菜・ハーブ畑、花壇、芝生、そして遊び心いっぱいの飾りなど、観光地ではないのかと錯覚するほどの場所です。

　休日には、この農園の世話や、この場所でくつろぐために、市民が大勢訪れるそうです。

あそこに見えるのは風車の飾り！

　市民農園の見学後、本当の(^_^;)視察地、有機農家グッド・オスター農場へとやってきました。この農場はとても変わった農業をしており、バイオダイナミック農法で野菜を栽培していました。バイオダイナミック農法とは、月と星座を重要視しており、その動きに合わせて農作業を行うそうです。

　現代農業を行っている我々が、この農法を理解するのはとても大変だったことは言うまでもありません・・・・・(?_?)。

　それでも、現在のドイツ農業の置かれている状況などを熱心に教えていただきました。やはり、ドイツの農業もかなり厳しい状況と言うことでした。農作物は安くなければならない！という決まりがあるそうです。

これは蜂を観察する箱。

おしゃれな直売所。

		その後、全ての班が合流してケルンにある園芸試験場でドイツ園芸についての講義を聴きました。ちょっと堅苦しい講義で疲れた(^_^;)。
講義の後は圃場を視察しました。

今日一日の研修もようやく終了し、待ちに待った観光の時間がやってきました。向かった先はケルン大聖堂。テレビや写真では見たことがあったのですが、実際に行ってみるとあまりの大きさに圧倒されてしまいました。丁度、修復がほとんど終わった所（通訳の方談）で、運が良かったそうです。ステンドグラスがとても綺麗でした。	人と比べると大きさがわかります。
	この角度でようやく収まる。	すごく綺麗でした。

今日の夕食。	団長とゆかいな仲間達(^_^;)。
結構飲んでいる様子！	すごい盛り上がったのは言うまでもない・・・・・。
大聖堂から次に向かったのは・・・・・。ドイツと言えばビール！ということでビヤホールでビール飲み放題！なんか、ドイツに来て飲んでばかりのような気がする・・・・・。けど、心ゆくまで飲んで、みんな満足そうでした。この日はケルン市内のホテルに宿泊しました。