週刊？斎藤家農業新聞　第４９号

　今年は異常なほど雨が降らない夏となっていますが、今日になってようやく降ってくれました。


飯豊山の方は黒い雲が・・・・・。	やっと降ってくれました。

　今週の写真を撮影している最中に雷が遠くで鳴っていたので期待していたのですが、そのうち夕方になってから勢い良く降ってきてくれました。これでしばらくは畑も大丈夫だと思います(^o^)。

　と言うわけで、今週の写真は雨の直前に撮影したので全体的に元気のない物となっていますが、今はおそらく元気になっていると言うことでご覧下さいませ(^-^)。

　ここのところ雨が降っていなかったので、そばの葉にあまり元気が感じられません。グッタリとしているようです。


畑も乾いているようです。	元気ない様子です。

　先週、ようやく雨が降ってくれましたが、結局それから今日まで雨は降ってくれませんでした。そのため、写真を撮影した時点では弱っている状態でした。


今週も雨の降らない日が続いていました。	葉っぱも裏返っています。

そんな中でも実が付き始めています。

　今日の雨で、元気も回復しているとは思いますが、今年は培土をしっかりとかけることが出来なかったので、これから台風などが来た場合には倒れてしまい大変なことになりそうです。この点が心配なところです。何とかなれば良いのですが(^_-)。

　今週の田んぼの様子です。今週は、ササニシキ、ひとめぼれ、コシヒカリの三種類を比較してみましょう。

　「ハツニシキ」を母、「ササシグレ」を父として昭和２８年に宮城県で交配された品種です。出穂期はひとめぼれと同じ位なので、現在、ひとめぼれと同じ様な生育段階です。

　「コシヒカリ」を母、「初星」を父として昭和５７年に宮城県で交配された品種です。出穂期はササニシキと同じくらいですが、登熟は少しだけ早いようです。

　「農林２２号」を母、「農林１号」を父として昭和２０年に新潟県で交配され、福井県で選抜固定された品種です。出穂期、登熟ともにササニシキやひとめぼれより遅いです。そのため、写真を比べていただければわかりますが、まだ穂が立っている物のほうが多いようです。しかし、食味は一番良いと評価されている品種です。

　今年は、どの品種も今のところ病気も出ずに順調に生育しているようですが、気温が高いので、その影響がこれから出てこないか心配です。あと、台風も心配される所です。

　お盆もあっという間に過ぎてしまいました。もう少しで収穫の秋です。田んぼもだんだんと色づいてきています。春から育ててきた作物がもう少しの間、しっかりと育ってくれるといいのですが。農業は天気に大きく左右されると言うことを改めて思い知らされた夏です。